こんにちはフェアリーです。
高校3年生になり、大学受験を意識するようになると考えるのが予備校のこと。
ぼくは予備校に通うことは1ミリも考えなかったです。
それでも志望校に現役合格することができました。
こういった疑問に答えます。
この記事を書いているぼくは中学生のときに数学の先生になることを目指し、高校3年生の夏から本格的に受験勉強をスタート、国立大学の教育学部に現役合格しました。
予備校に通うか通わないかで迷っている方の参考になればうれしいです。
予備校に通わず国立大学に現役に合格!通わなかった5つの理由とは?
予備校に通わなかった理由としては以下の通りです。
高校が充実していた
まず、ぼくが予備校に通わなかった理由は、通っていた高校の校長先生の言葉が大きかったです。
校長先生は常々、「うちの高校に通っているなら、予備校に行く必要はない!」と言っていました。
ぼくが通っていた学校は、先生のサポートや学校内の講習なども充実していたので、予備校に通わなくても十分でした。
それもあってか、同級生で塾や予備校に通っている人はわずかでした。
大学偏差値マップによると、約6割の人が塾や予備校に通っていたというデータがあります。
逆を言えば、約4割の人が塾や予備校には通っていないということになります。
高校生白書2017によると、塾や予備校に通っていない人の割合は約6〜7割となっています。
調査によってばらつきはありますし、この中で何人の人が希望した大学に行けたかはわかりませんが、塾や予備校に通わない人が多い印象を受けます。
単純に予備校に行くのが面倒臭かった
学校帰り、学校が休みの日は家から予備校に通うわけですが、これが面倒だなと思っていました。
夜、家に帰るのが遅くなることが嫌でした。
家でやればそもそも帰るという概念もなくなります。
受験を控えた冬ですが、外に出ないことで、体調を崩しにくくなることも大きいと思います。
ぼくのときはインフルエンザ、今だとコロナで体調を崩して受験することができないというのはもったいないですよね。
でも、あまり家に閉じこもっているのも体によくないので、適度に外で散歩するのもいいと思います。
自分の時間で行動できる
朝起きる時間、各教科を勉強する時間、休憩する時間、ご飯を食べたりお風呂に入ったりする時間、寝る時間などあらゆる時間を自分で決められます。
決められた方ができるという方にとってはデメリットかもしれませんが、自分のペース・プランでできることは予備校に行かない強みです。
12月になって学校に行かなくなった時期のスケジュールはこんな感じでした。
朝7時に起きて、8時〜12時まで、13時〜18時まで、20時〜23時くらいまでの勉強時間配分です。
間はご飯を食べたり、風呂に入ったり、休憩したりしていました。
試験時間は朝早いので、朝早く起きて、早めに寝る、この生活リズムはとても大切です。
ゆっくりと考えて勉強することができる
前の項目と似ていますが、ゆっくりと自分のペースで勉強できるのも強みです。
数学は◯時〜◯時、化学は◯時〜◯時と決めていましたが、終わらなければ決めた時間を超えてやることもありました。
柔軟に勉強時間を変えられることも予備校に行かないからできたことです。
また、予備校では速いペースで授業が進んでいき、理解できないまま先に進んでしまうということもあるかと思います。
そして多くの教材を使うため、それぞれの教材をしっかり理解していく必要があります。
別の記事で何回も書いていますが、1冊の参考書を終わらせることが重要です。
何冊も手を出して中途半端で終わらせてしまうことが成績が伸びない原因の1つです。
自分でやりたい教材を決めて、自分のペースで進めていけることが、ぼくにはあっていました。
それが予備校に通わなかった理由の1つです。
お金がかからない
これは受験者というよりは親御さんの方になりますが、お金がかからないことは大きなメリットだと思います。
StudySearchによると、高校3年生でかかる予備校の料金は以下の通りです。
料金はStudySearch調べなので、あくまでも参考程度に考えると、かなりの料金がかかることがわかります。
夏期講習や冬季講習は年間授業料に含まれていないことが多いため、さらに料金がかかります。
こちらは大手予備校なので、大手以外を選ぶことも1つの手ですが、そもそも予備校に通わないという選択肢を持ってもいいのかもしれません。
ぼくは予備校に通わなかったので、そのお金はかかりませんでしたが、ずっと家でやっていたこともあり、暖房をかけっぱなしにしてました。
そのため、「電気代がかさんだよ」と親に言われましたが、予備校に通うよりは安い金額でした笑
それに国立大学に行ったことで授業料も安く抑えられてたので、そこも親孝行できたなと思います。
予備校に通わないデメリット
予備校に通わないデメリットとしては以下の通りです。
間違った勉強をしてしまう
自分の学力にあった勉強をしていかなければいけませんが、無理にレベルの高い参考書に手を出してしまう。
その結果、できなくてやらなくなることや、別の参考書を何冊も手にとってやり切らずに終わってしまう。
こんな悪循環に陥ってしまう可能性があります。
予備校に行けば、自分のレベルにあったクラスに振り分けられたり、教材が配られたりとサポートしてくれます。
ですが、自分で自分のレベルにあった勉強の仕方をうまく見つけられる人は、予備校に通わずとも成績を伸ばせます。
ぼくは高校の先生に勉強の進め方を聞くなどして、どうやって勉強していくかを考えながらやっていけたのがよかったと思っています。
計画を立ててやらないと失敗する
この教科だと何が足りていないのか、それを補うためにはどんなスケジュール感で勉強しなければいけないのかなど、自分で計画を立てて進めていかないと失敗してしまいます。
特に国立大学を目指すとなると勉強しないといけない教科が多いので、受験までの長期計画、模試までの短期計画、1日ごとの計画など、様々な計画を都度見直しながらやっていく必要があります。
自分で計画を立ててやるのが苦手な人は、これも予備校に通えばサポートしてもらえます。
ぼくは前の項目にも書いたように、高校の先生に聞いていつまでに〇〇を終わらせる、終わらせた後は〇〇をやろうと相談しながら進めていきました。
やりたくない教科をやらない
ぼくは国語が大の苦手でした。
そのため、やらないといけないなと思いながらも別の教科を優先してやっていました。
こうやってやらない教科が出てしまうこともデメリットの1つです。
サボってしまう
これは予備校に通っているからといって、なくなるかというとそうではないです。
ぼくみたいに家で勉強するとなると誘惑はいっぱいあります。
予備校に通えば、誘惑も減ってサボりにくくなるかもしれません。
また、周りで勉強している人に感化されて勉強を頑張ろうという気持ちにもなれます。
最後に
自分が予備校に通わなかった理由と通わないことで生じるデメリットを紹介しました。
ぼくは完璧な勉強ができたかというとそうではないと思います。
しかし、第一志望校に独学の勉強で現役で合格できた実績から予備校には通わなくていいと思っています。
しっかりとセルフマネジメントができる人は予備校に通わなくてもいい結果が出せるはずです。
自分で考えた計画や勉強法で結果が伴うほど喜ばしいことはないと思います。
これを読んだ方の参考になったのであればうれしいです。
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